先月末から今月頭まで、長期休みをいただきありがとうございました。
お陰様で、娘の一人暮らしの準備も9割がた整い、あとは「頑張れっ」とエールを送るのみとなりました。
環境もがらりと変わり、食べるもの、住むところ、付き合う人、新しいことの連続は緊張を伴うことも多いですが、選んだ道を正解にするべく、余力を残しながら頑張ってほしいところです。
当店でもこの時期、新年度の疲れと激しい気温差が重なり、疲労困憊の声、ストレスフルで眠れない、もやもやする、というお声が多いです。
春は冬眠していた動物が動き始め、芽吹きも勢いを増して、花が次々と咲き出します。
動きのある時期は、気持ち的にも落ち着かないもの。
自律神経が乱れて、病院に行くまでもないけれども調子が悪いという時期が続きます。
漢方医学的にはこの身体の状態を気が滞ると書いて「気滞(きたい)」とざっくり言いますが、気滞症状に使う漢方薬は『抑肝散加陳皮半夏湯(よくかんさんかちんぴはんげとう)』や『香蘇散(こうそさん)』などたくさんあるので、この時期は上手く利用していただけたらと思います。
食養生でも、香りのあるものをお勧めしています。私は、ちょっと旬の時期はずれますが春菊をお味噌汁に入れることが多いです。サラダに少しレモンを入れたり、紫蘇を摂り入れたり。ハーブティなんかもいいですね。
そしていつもお客様にはお話させていただくのですが、侮れないのが深呼吸です。
副交感神経系が優位になり、血圧が下がり気持ちが落ち着きます。
吐く時に脱力を意識するとより効果的です。私も寝る前に布団の中で、脱力と深呼吸でゆったりしてから寝るようにしています。
漢方薬を使う場合、普段から不眠や不安がある方、肌や目の乾燥などが気になる方は、気滞の漢方薬に血を補う漢方薬を入れるととても相性が良くお勧めです。体質改善の要素も絡んできて個人差もありますので、お気軽にご相談くださいね。
