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漢方でダイエットはできるのか?

先月2周年アンケートを実施したときに、「ブログで取り上げて欲しい内容」として『ダイエット』が数人おられました(^^)ありがとうございます。

いろんなところで講演をさせていただいていると必ず聞かれるダイエット。

当店はダイエットに特化しているわけではないのですが、勉強してきたことと自分の考えで、お悩みにお答えします。

 

ダイエットでお悩みの40代、50代は性ホルモンが落ちどうしても体重が増える傾向にあります。

今までの生活だと普通にしていても太ることがまま多いのです。

なので、体重増加に気が付いたら何かしらのアクションを起こすことが必要ですが、10年後更に歳を重ねたときに元気でいるために、『健康的に』痩せることが大切です。

 

漢方ダイエットで話題になる漢方薬には、汗や便をどんどん出して痩せる方法も散見されますが、数値は落ちていても健康的に痩せているのかが疑問です。

一方、体質改善を目的として漢方薬を服用していく際に、食養生として脂ものや甘いもの、冷たいものを控えるようにお伝えすることも多いので、結果的にダイエットにつながります。

 

 

 

 

『防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)』という漢方薬が世間的にはダイエット漢方として有名ですが、これは便秘気味で身体つきもしっかり、老廃物が蓄積しやすいタイプにお勧めな漢方薬です。

大黄(だいおう)や芒硝(ぼうしょう)という比較的しっかりした下剤が入り、麻黄(まおう)という交感神経興奮薬であるエフェドリンを含有した生薬、そして石膏(せっこう)や黄芩(おうごん)という割と身体を冷やす生薬も入ります。

なので、便秘気味で食べ過ぎて太ってしまう方には合うかもしれませんが、冷え性や身体の虚弱なタイプの方が服用すると、逆に身体が冷えてしまったり体力が落ちたりしてしまいます。麻黄で胃に負担がかかる方もおられるので、一見「漢方で食欲が落ちて効果が出てきた」と感じても麻黄の副作用の可能性もあるでしょう。

また、山梔子(さんしし)という生薬が入りますが、この生薬を長期間(5年以上)服用することで腸間膜静脈硬化症という腸管の慢性虚血性変化を起こすことがあると報告されています。

服用するときは、副作用が出ていないか、身体に合っているかを判断しながらの服用をお勧めします。

 

 

 

健康的に痩せるとは、ただ体重の数値を下げることではなく、筋肉を落とさずに新陳代謝を上げて痩せることです。

私自身も40代後半でうっかりすると体重が増えてしまうため、日々気を付けていることがあります。

痩せるための4つのポイントを私自身が日々行っていることと絡めて下記に挙げたいと思います。

 

食べたものを意識する(記録する)】

以前友人が勧めてくれた、食べたものを全て管理するというアプリをしばらく使ったことがあります。

3食とおやつ、全てを記載していくのですが、グラム単位で調整ができて優れものでした。

よく食べるものは履歴で入力ができるので、面倒ですがだんだん慣れてきます。

このアプリで良かったことは、大体のカロリー数や塩分の目安が覚えられるようになったことです。

コンビニの食材はバーコードで読み取ることができるし、できるだけ続けやすいように工夫されていることに感動しました。

結局数か月してアプリは止めてしまったのですが、おやつ一つで「これは200㎉はあるな」と思ったり、「今日は朝と昼で普通にしっかり食べたので、夕飯は炭水化物は控えよう」という気持ちになります。

何を食べたかを覚えておくとその後の抑制にも繋がります。

食べると太るという鉄則は変わらないので、食べ過ぎないようにするということは当然ながらダイエットに直結します。

 

 

【毎日体重測定をしてしっかり睡眠を取る】

これも、私が毎日やっていることですが、数値の変化が分かり効果的だと感じます。

夕飯を食べてお風呂に入る前に1回体重を測り、夜はしっかり睡眠を取ります。そして朝着替えるときにまた体重を測ると数百グラム減っています。これは寝ている間に基礎代謝が進み、脂肪が燃焼されているからです。

少し減った体重を見るのも、朝からちょっとご機嫌になれます。

毎晩、毎朝の体重を比較して増減を観察し、増えてきているようなら夜の炭水化物を控える、おやつを控える、などの工夫もしやすくなります。

 

 

【運動はできるところから、そして継続を】

運動運動といっても、ウォーキングから激しい運動まで、いろいろあると思います。

大事なのは、少しずつでいいので自分にとって無理のない運動を継続すること、です。

特に女性は骨盤底筋を鍛えると良いとされていますので、スクワットや膝をついて後ろに身体を傾けるなど、家でできる簡単なエクササイズをお勧めします。特にスクワットは、簡単でありながら下半身の大きな筋肉を鍛えることで、基礎代謝力を上げることにもなりますし、尿漏れや子宮脱、脱肛などの困った症状にも効いてきます。

筋肉が減ってしまうと、10年後の身体が作れません。「健康的に」痩せるためには、筋肉をつけていくことも大事なのです。

 

 

【自分に合った体質改善の漢方薬を服用する】

身体の凸凹を見て体質改善の漢方薬をお勧めするとき、同時に食事に関することもお伝えしています。

冷たいもの、脂もの、甘い物、などは胃腸にとってはあまり良くないケースが多いです。

漢方薬を継続することで、身体の凸凹が平らになっていき、同時に食事に関する意識が変わってきます。

体質改善の延長線にダイエットがあると考えると良いかもしれません。

基本的にダイエットでお悩みの方は気血水の滞りを起こしていることが多いので、漢方薬で滞りが良くなり結果的にダイエットにもつながるでしょう。

体質に合わせた漢方薬を服用することで太りにくくする体質を作りあげていきます。

 

 

漢方薬だけでなく、食事の見直し、運動の継続、夜はしっかり睡眠を取ること、これが「健康的に」痩せるダイエット方法だと思います。

ドラッグストアで簡単に購入ができるダイエット漢方も、副作用が出て身体に合わないときもありますので、しっかり専門家へ相談してからのご購入をお勧めします。

気になる方はお気軽にご相談ください(^^)

 

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