今回のブログは、2周年アンケート「ブログに書いて欲しい内容は何ですか?」という問いのご回答にもありました「ご自身が日常服用されている漢方薬と、その効果の実感について。」について書こうと思います。
気になりますよね、漢方の先生はいつも何を飲んでいるのだろうと。
私も頑健なタイプではなく、小さい頃は、田舎の小学校に毎日約2キロ歩いて行かなければいけなかったので、冬はしもやけが酷く、なぜかすぐに転んで膝に傷が絶えない色黒の女の子でした。
でも仲の良かった二人の幼馴染に支えられて、笑いあり、喧嘩あり、川遊び、草遊び、あの毎日の行き帰りで学校では教えてもらえないことの多くを学んだと思います。
大人になってくると随分体力もついてきて人並にはなったと思いますが、薬局時代は処方箋と薬歴に追われて一日中働くと普通に疲れてましたし、若い時はメンタルを壊したこともありました。出産後も1年に1回は酷い風邪をひき咳が止まらず、たまに頭痛から吐くこともありました。月経痛もありましたし普通に苦しんでいたけれども、多くの方々同様、少し我慢をすればやり過ごせるので、家庭や子供達を優先することが多かったです。
でも漢方薬を飲み始めてからは、特に大きな風邪もひかず、熱もコロナやインフルにかかったとき以外は出していません。頭痛から吐くこともないですし、更年期に入っていますが今のところメンタルもとても落ち着いていると感じます。
ここでは私がいつもベースで服用している漢方薬をご紹介します。
(私自身には合っていますが、合う合わないは体質に寄りますので、ご自身で試してみたいときは専門家にご相談ください)
〇芎帰調血飲第一加減(きゅうきちょうけついんだいいちかげん)
気と血を補い、と同時に気滞と瘀血、冷え、水滞などにも効果がある生薬が入っています。
私にとっては特に瘀血からくる月経痛に効いていると思います。そして、生活の質を底上げしてくれているようにも感じています。
〇四物湯(しもつとう)
冬は当帰養血膏(とうきようけつこう)という血を補う液体漢方を飲みますが、暑くなってきたので今は四物湯(しもつとう)に変えています。
どちらも当帰(とうき)という生薬がメインにはなりますが、私の身体にはとても当帰が合っているようです。
コンスタントに摂り続けることによって、精神面の安定が保たれているように思います。
芎帰調血飲第一加減(きゅうきちょうけついんだいいちかげん)にも四物湯は含有されていますが、補血作用を増強させるために服用しています。
そして、一時的に飲むものとして、疲れがひどい時は補気を入れたいので、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)を飲むことも多いですし、私はこの暑い中自転車通勤なのですが、熱や汗の調節をする生薬が入った漢方薬、白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)や玉屏風散(ぎょくへいふうさん)などを量を調整しながら組み合わせて服用しています。飲むと汗はかきますが、引きが早いと感じます。
※汗の漢方薬は人にとって全く違うものになることが多いです。汗の原因によって生薬・漢方薬は違ってきますので、参考程度にしてください。
そして私もミドル世代で更年期障害も気になる歳なので、体調の変化には注視しています。漢方薬を服用しているおかげか、今のところ目立った困りごとはありません。
左足底が痛いのが少し気になりますが、歩行は痛みもなく問題ないので、悪化しないかという変化に気を付けています。
いずれにしても、余力を残して(頑張ること)、1日3食食べてきちんと寝ること、適度に身体を動かすこと。
この辺りは自分自身の体調管理として気を付けています。
とはいえ、もちろん私も普通の人間で一時的に体調を崩すときもありますから、その都度舌や体質の変化をチェックしながら漢方薬を選んでいます。(今年の春は家族の引っ越しもありバタバタしているうちに胃腸を壊しましたが、西洋医学的に問題がないかを受診して確認し、漢方薬で対処しました。)
また、漢方の先生方と話すとき「講演前には〇〇を飲みます。」「私は〇〇を飲みます!」と盛り上がることがあります。それぞれ違う漢方薬なので、各自考えてご自分に合ったものを選んでいるようです。
先日の漢方研究会である先生が
「やっぱりね、体調に変化が見られてきたら皆さん、『漢方薬を飲みましょう』、と思う訳です。」
と仰っていました。
漢方薬でなくても、体調を整える方法はたくさんあります。
なのでご自分に合う方法であれば何でもいいと思いますが、その中でも漢方薬ができることってやっぱり大きいなぁと思います。メインでも補助的でも、効果を実感すると嬉しくなります。
また、この先私に合う漢方薬が見つかったときはここでご紹介したいと思います(^^)
